「私はいない」は、チャーハンづくりの中に隠されていた! これが『バタ足ノンデュアリティ』の真髄!
すべてはただ起きている。 そして、すべてが非の打ちどころもないほどに完璧である。
ノンデュアリティとは「自由への切符」です!
元サーファーで現ケーキ店のオーナーが、徹底してシンプルに非二元を語ります。 とてもよみやすく書かれています。
「私がお伝えしていることは、「ノンデュアリティは、なんだかよくわからないふわふわしたものなんかじゃなくて、私たちの実生活そのものなんですよ」ということです。 そして、「私たちは、何も変えることなどできない完璧さの中で、すでに満たされているんですよ」ということです。 本書では、そんな内容を、ふだんの生活の中で出会う身近な例を取りあげながら、わかりやすくお話ししていきます。」
「ノンデュアリティを学びはじめた人は、「泳げない人」と同じです。それが、 いきなり、水泳の上級者が水面をすいーっとすべるようにすすむクロールをイメージ しようっていったって、そりゃ無理な話ですよね。「泳げない人」は、ビート板を 使った『バタ足』からはじめるんですよ。おもいっきりバシャバシャやるんですよ。」
「上を向いたら、天井か空が見えるんですよ。上を向いたのに、横が見えちゃったな んていうことは起きないんです。完璧なんです。 これが「事実」なんです。この「事実」に触れていくことで、やがて「ああ、ほん とに二つじゃないんだなあ」っていうことが自然にわかってくるんです。」
「『事実」は、その瞬間には一つしかないんだっていうこと、二ついっしょに並ぶこと はないんだっていうこと、こんなことを一つひとつ実感していく、それが『バタ足ノ ンデュアリティ』なんです。」
(本文より)
(目次)より抜粋
第一章 気づきまでの軌跡 禅との出会い、そして、二度の一瞥体験 空白の時間、明らかになる真理
第二章 これがリアルなノンデュアリティだ ぜんぶ自動なんです すべてが完璧であるということ 「全体」とか、「これ」とか、「言い表せないもの」とか それは「もう、ない」はずなんです 「自分はいない」のお話 私たちは「死なない」っていうけれど
第三章 もっとリアルに 十円玉で遊んでみよう 「よしあし」を立てるから争いが起こるんです これ以上ない形で現れている 人をコントロールなんてできませんよ 目的を持たなければ楽になる まちがおうと思っても、まちがえようのない道 悩みは悩みのまんま 満ち足りた世界とは
第四章 ゆったり輝く ただ〝ある〟ということ 「事実」はいつも輝いている ゆったり、ゆったり、そのまんまに 鏡みたいに生きる 条件ぬきの幸せ