勘太郎は広告制作会社で働く若手社員。ある日、「網膜色素変性症」という難病だと診断される。現状、根本的な治療法はなく、数年から数十年掛けて緩やかに視野が狭くなっていくという。よりによって目を仕事で使う俺がなぜ……。病に冒されても、それでも目標に立ち向かい、自分を見つめ直して生きる主人公の姿に元気をもらえる成長物語。