絢爛・巧緻の歌人藤原定家(1162‐1241)が、『古今和歌集』から『新古今和歌集』までの8つの勅撰和歌集=八代集から秀歌約1800首を選んで編んだ『定家八代抄』。定家の各歌人に対する評価・好尚も興味深い。本巻には巻一から巻十までを収録。『俊成三十六人歌合』『百人一首』など8首の秀歌選を収めた『王朝秀歌選』の続編。