各時代の宗教政治の根底に横たわる巫呪思想、歴史や文芸のうえに見いだされる巫女や男巫の信仰儀礼・芸能などをたどり、シャーマニズムの時代における意義を明らかにしようとした。日本教の母胎、シャーマニズムの歴史像。