大学進学をひかえ、新聞社でコピーボーイ(雑用係)として働くヴィクターのもとに、年上の友人・スピロさんの訃報が。故人との大切な約束を果たすため、彼はひとりミシシッピの河口を目指す。吃音のコンプレックスと格闘しながら自分の世界を広げていく、17歳の夏のできごと。前作『ペーパーボーイ』の、6年後の物語。