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  • Author東京都市大学総合研究所未来都市研究機構
  • Publisher翔泳社
  • ISBN9784798165479
  • Publish Date2020年3月

都市5.0 / アーバン・デジタルトランスフォーメーションが日本を再興する

都市が次世代のデジタルトランスフォメーションの主戦場となる。
IoT、ビッグデータ、MaaS、デザイン、コミュニティ、環境技術…。多様な分野から成るエキスパート集団による、「課題先進国」日本の再興のための処方箋。
◎推薦文
DX以降の都市論が凝縮、次の企業・個人の形がみえる
―尾原和啓(『アフターデジタル』共著者)
日本は20世紀から持ち越してきた多くの都市問題に加え、「課題先進国」日本は人の高齢化だけでなく、世界に先駆けて都市のハードとソフトの高齢化に起因する新たな諸課題に直面している。
本書は、こうした課題を解決するのは「アーバン・デジタル・トランスフォメーション(UDX)」であると提唱する専門家集団による提言の書。本書で提唱する「UDX」は二つの要素で構成される。
一つ目はセンシング技術やビッグデータ解析、アルゴリズム構築に代表される「データ&アナリティクス」である。そして二つ目が、デジタル技術によって得られたデータを活用しつつ「人間中心」であらゆるハードやソフトをデザインしていくことである。つまり、「UDX」とは単なる都市のスマート化、スマートシティ化ではない。
それらの各分野のエキスパートが集まったのが東京都市大学総合研究所未来都市研究機構である。本書は東京都市大学が描くUDXの姿を読者に提示した上で、彼らの長年の研究成果から、これからのUDXによって果たせる社会的課題解決とそれに伴う日本にとってのビジネス機会、そしてその機会を捉える上で障害となる諸課題について提示するとともに解決策を提案する。

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