新しい経済理論であるMMT(現代貨幣理論)について、成り立ちから考え方まで図解を交えてわかりやすく解説します。ケインズ経済学の流れをくむ経済理論です。自在に通貨を発行できる、税収にとらわれず支出をできる、などいままでの経済理論とは大きく異なる主張は、賛否両論の激しい議論を巻き起こしました。本書では、MMTの著名な書籍や主張を割りやすく丁寧に解説していきます。
CHAPTER1 MMTとは何か
CHAPTER2 租税から貨幣を考える
CHAPTER3 銀行の貸出財源はどこから生まれるのか
CHAPTER4 主権通貨国の財政オペレーション
CHAPTER5 失われた20年とデフレ不況からの完全脱却
CHAPTER6 今後の日本の財政政策