高校一年生の古井丸みぞれが見つけた、「QK部」という謎の部活動のポスター。その言葉に興味を持ったみぞれは、友人の倉藤津々実とともにポスターに書かれた教室を訪れることに。ガランとした教室の中央には、一人の先輩が座っていた――。「ようこそQK部へ! 二人は入部希望?」「QK部」――それは「素数を使った大富豪」という数とトランプが交わった知的遊戯で競い合う部活動。偶然か必然か、「QK」に出会ったみぞれたちの、全国大会への挑戦が始まる!