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  • 著者デービッド・アトキンソン
  • 出版社東洋経済新報社
  • ISBN9784492396520
  • 発行2020年4月

日本企業の勝算 / 人材確保×生産性×企業成長

「世界に誇れる日本の経営を取り戻す」
日本を救い続けた伝説のアナリスト
×世界のエコノミスト174人、渾身の提言!
日本企業の「根本問題」を突き止め、人口減少時代の「最強経営」を明らかにする。
■本書の内容■
日本には、1つの「神話」が存在する。
大きな会社は「大企業病」で非効率、小さな会社ほど優れた技術と自由な空気に満ちている――。
しかし、企業規模が小さいほど生産性が低くなるのは、世界の常識。
ならば中小企業が多いほど生産性が低くなるのは「当然」で、実際に国別の生産性と企業規模には、
非常に強い相関が見られる。
そして日本には「小さな企業」が多すぎる。
それが「生産性の低下」だけでなく、ますます苦しくなる財政と社会保障、
広がり続ける格差、なかなか生まれないイノベーション、高まらない経営者の能力、
亀の歩みの働き方改革や女性活躍、一向に改善しない少子化など、
日本が抱えるさまざまな問題の「根本原因」になっている。
では、なぜ日本では中小企業が多くなってしまったのか。
その原因を突き止め、改善すれば、日本の生産性は高まり、再び先進国トップに躍り出ることができる。
本書ではその「具体策」を提言する。
■著者からのメッセージ■
今の日本企業は、人口が増加していた時代にできた制度に過剰適応しています。
日本人の給料が上がらないのも、働き方改革が広がらないのも、女性活躍が進まないのも、
格差も少子化も、すべてそれが原因です。
人口減少時代に入った以上、時代に合った経営に根本から変革するしか選択肢はありません。
本書では、日本企業のあるべき姿を徹底的に分析します。
その道を進めば、日本企業はふたたび世界に誇れるくらい強くなれます。
――デービッド・アトキンソン
■本書の構成■
第1章 実力はあるのに「結果」が出せない日本企業
第2章 「沈みゆく先進国」の企業には共通の課題がある
第3章 日本企業の生産性が低いのは、規模が小さすぎるからだ
第4章 「中小企業を守る」政策が日本企業の首を絞めている
第5章 「低すぎる最低賃金」が企業の競争を歪めている
第6章 日本の「経営者の質」が低いのは制度の弊害だ
第7章 人口減少で「企業の優遇政策」は激変する
第8章 人口減少時代の日本企業の勝算

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