中山間地域・離島といわれる過疎傾向が進行している地域で、最小のインフラである小・中学校に注目し、それぞれの多様性を前提とした上で、「学校(教育)」の維持を通して「地域」の継続を試みている事例について、その可能性と立ちはだかる障害や限界も包括的に取り上げ論じる。