いま、日本の教師は危機的状況にある。
年間5000人が精神疾患休職となる「死と隣り合わせの現場」で働き、その過酷な労働環境が「学ばない教師」「信頼されない教師」を生み出している。
しかしその背景には日本の教育の「構造的な大問題」があると、全国の学校現場を渡り歩く著者は指摘する。
そこで本書では、教師の現状をデータとファクト」に基づき客観的に示し、そこで起きている5つの危機を「ティーチャーズ・クライシス」と題して解説。
現在の危機的状況を脱し、豊かな教育を取り戻す方法についても提言した、未来の教育の必読書。
【本書の内容】
第1章 〇クライシス1 教師が足りない
第2章 〇クライシス2 教育の質が危ない
第3章 〇クライシス3 失われる先生の命
第4章 〇クライシス4 学びを放棄する教師たち
第5章 〇クライシス5 信頼されない教師たち
第6章 教師崩壊を食い止めろ!