サンゴの生きている海は、色あざやかな魚がいっぱい。みんな違う形と色。性格だってかわってる。ひとつとして同じ生き物は、いない。違いがあって、あたりまえ!絶滅が危惧されるサンゴの海を舞台に多様性(ダイバーシティー)を描いた背景は、作家自身が体験した、子どもたちとのふれあい。きれいごとじゃないけれど、それでも美しいもの、うれしいことを共有できる仲間をたがいにふやせれば、子どもたちの世界も未来も、もっと大きく広がっていくことでしょう。