昭和18年4月、ブーゲンビル島上空にて撃墜された海軍総司令官・山本五十六。検死もされないまま、その遺体は早急に荼毘にふされ、捜索関係者には箝口令が敷かれた。その後、目撃者たちは最前線に送られ次々に戦死…。はたして、秘匿された軍医のメモには何が記されていたのか?捜索隊がジャングルで見た真実とは?太平洋戦争最大の謎「五十六の死」に迫った衝撃の実録小説。