「手のひら」はその名の通り手のひらサイズのカルチャー書籍。集めたのは、読みたい論評/気になることば。
第1号の特集は中村哲医師。戦火の絶えない中東の一地域で医療に始まり井戸掘り、遂には灌漑計画まで活動を拡げた実践の人です。表紙を飾るのは中村医師が立ち上げたサンダル工房の製品。なぜサンダル?
苦楽を共にしてきた国際NGOペシャワール会の関係者が中村医師の活動とその魅力を教えてくれました。軌跡をたどるブックレビューに写真特集付き。
1万字寄稿は大山顕の集中連載・マンションポエム東京論「消費財化する街」。春の読書スターター向けには吉川浩満×山本貴光の「読みたい」を叶える読書対談を収録。