• Author井上 久

医療審査「覚書」

●主な掲載内容  第1章〔基礎編〕 ・紛争の主因はやはり保険会社側に ・誠意無くして保険実務無し ・医学知識をひけらかせて良いことはない ・医学は分からないことばかり ・医師は診断書の書き方を知らない ・医師は保険用語を知らない ・症状固定という用語・概念は医学界にない ・素因は医学界では遺伝 ・医師は外傷性と外傷後を混同して使う ・保険論的判断と医学論的判断は違うことを前提に ・理想的な照会は一問一答 ・専門の顧問医にこまめに聞く

 第2章〔実務編〕 ・症状固定に向けての理屈、素因競合は二の次 ・画像所見には限界がある ・画像所見上、新鮮か陳旧性かの区別ができるか? ・神経損傷・麻痺の診断は鵜呑みにできない ・心因性要因の競合ケースには医者も困っている ・純粋な外傷性椎間板ヘルニアはほとんどない ・骨折は治療が適切でもすべてが順調に癒合する訳ではない ・相談の多い外傷・疾患の実務上の留意点 ・昨今話題の病名・治療 ・妥当な入院期間を決めるための基準はない ・後遺障害等級と実情のギャップは大きい

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