「本書は、自分の運命を自分で切り拓きたい人に向けてつくりました。他人の決めたルールに縛られるのではない生き方を知りたい人は、次のページを開いてください。そして本書を読み終えたとき、確信できることでしょう。『教養こそ、最強の武器だ!』と」(「はじめに」より)
ソクラテス、アリストテレスなどの古代ギリシャ哲学、韓非子やマキャベリをはじめとした古典政治学、そして「天に代わって、世を正す」と決意した織田信長の行動原理まで、トップをめざす人がいま、絶対に知るべき教養とは何か? その教養を身につけたうえで、何を目標にして、どう生きるべきなのか?
古今東西の歴史に精通し、経済から国際・国内政治に至るまで、社会への飽くなき提言を続ける倉山氏が、弁論部の先輩であり恩人でもある瀧本哲史さんの遺志を継いで著した、世界で戦うエリートが身につけるべき「武器としての知力」。
【目次】
はじめに 教養こそ、最強の武器だ!
第1章 トップに求められる最初の教養は「決心」
第2章 死生観と帝王学――己の墓碑銘に何を書くか
第3章 韓非子とマキャベリの違いをいえますか?
第4章 このくらい知らないと恥をかく古典政治学
第5章 織田信長、三十四歳の大勝負に学ぶ
第6章 トップに必要な軍隊型組織のつくり方
おわりに 戦い続けた瀧本哲史さんへ