『子どものための認知行動療法ワークブック』の若者版である。
上記書籍は、小中学生を対象としているが、こちらの読者は中学生以上の思春期・青年期を対象としている。
どちらもまずはCBTの概要から入り後半ではワークシートを使ってCBTを身につけていく。本書の方が、なぜ、そういった考え方が必要か?といった理論的な記述が多い。
子どもに関わるすべての方にオススメできる本である。
対象者の年齢によって、2冊を使い分けていただければ、理解もより深まるだろう。
CBTを使いこなせていけば、毎日の変化もかならず現れるはずである。