近くの書店で在庫を調べる
  • 著者湊かなえ
  • 出版社集英社
  • ISBN9784087717167
  • 発行2020年5月

カケラ

美容クリニックに勤める医師の橘久乃は、久しぶりに訪ねてきた幼なじみから「やせたい」という相談を受ける。カウンセリングをしていると、小学校時代の同級生・横網八重子の思い出話になった。幼なじみいわく、八重子には娘がいて、その娘は、高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか――?
「美容整形」をテーマに、外見にまつわる自意識や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリ長編。
【著者略歴】
湊かなえ(みなと かなえ)
1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞、受賞作を収録した『告白』でデビュー。同作で09年本屋大賞を受賞。12年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、16年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。18年『贖罪』がエドガー賞候補となる。その他の著書に『夜行観覧車』『白ゆき姫殺人事件』『母性』『山女日記』『リバース』『未来』『落日』など多数。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 呪術廻戦 19
  • 勝手にふるえてろ
  • 世界でいちばん素敵な建築の教室
  • 推し、燃ゆ
  • 夜行秘密
  • ウチら棺桶まで永遠のランウェイ
  • 母性
  • そして、バトンは渡された
  • 「疲れない」が毎日続く!休み方マネジメント
  • 52ヘルツのクジラたち