アンデルセン『親指姫』の絵本を、このたび復刊します。本作は、『はなをくんくん』『ピーターのいす』の訳者で詩人の木島始と、『ぐるんぱのようちえん』の画家・堀内誠一が、原作に忠実に訳し、描いた1967年初版の意欲作です。このたび原画から新たに作り直すことで、アンデルセンの世界が、美しくよみがえりました。文字も読みやすくリニューアル。周囲に翻弄されつつも、まっすぐに生きたちいさな少女の物語を、お楽しみください。