• Author渡邉哲也
  • Publisher徳間書店
  • ISBN9784198650117
  • Publish Date2020年3月

「新型コロナ恐慌」後の世界

Amazon経済協力カテゴリ・ランキング1位!
新型コロナウイルスで転落する中国、連鎖恐慌に陥る世界。そして次に何が起こるのか。日本の行方は。
これから始まる新たな大潮流を、気鋭のエコノミストが完全分析!
中国発の新型コロナウイルスはついにパンデミックと認定され、世界中にパニックを巻き起こしている。
ニューヨーク・ダウは史上最大の下げを繰り返し、日経平均も急落を続けている。
はたしてこの状態はどこまで続き、その後、世界はどうなっていくのか。
世界で反グローバリズムの気運が高まり、2020年1月31日にはイギリスがEU離脱を果たした。
その直後、グローバリズムの恩恵により急速な経済成長を実現してきた中国で新型肺炎が発生、その結果、中国のサプライチェーンが麻痺し、世界経済は大混乱に陥った。
加えて、春節の中国人大移動によって世界中にウイルスが拡散されたことで、各国は国を閉じ、他国からの渡航者を締め出す事態にまでなっている。
著者は、グローバリズムの終焉、米中貿易戦争、そしてこの新型コロナウイルス問題により、世界は中国依存から中国排除への転換が進み、新たな国際秩序が構築されていくと説く。
その先に何が起こるのか。そして日本の行方は。
プロローグ 「新型コロナ」恐慌で始まる負の連鎖
過去最大の暴落が繰り返された理由
新型コロナで中国への資金の流れがとまる
中国とともに巨大化したGAFAに迫る危機 ほか
第1章「武漢ウイルス」で中国はどこまで崩壊するか
グローバリズムにとどめを刺した新型コロナ
チャイナマネーで機能不全を招いたWHO
崩壊する世界的なサプライチェーン
操業を再開した中国への懸念と始まった言論弾圧 ほか
第2章アメリカは弱り目の中国を、こうして潰す
アメリカと中国の「第1弾合意」の本当の意味
新型コロナで「脱中国」がやりやすくなった
日本でもアメリカと連携した脱中国が一気に進む ほか
第3章危機を乗り越え日本は繁栄する
新型コロナが日本に与える悪影響
新型コロナで透けて見える日本メディアの終焉
ハイテク製品の根幹を握る日本の強み
景気悪化には財政投融資を活用せよ ほか
第4章 グローバリズムの終焉で逆転する世界
冷戦終結からグローバル化が加速した世界経済
新たな冷戦と脱グローバリズム
脱中国で感染拡大を阻止、高まる台湾の存在感
激変するアメリカのアジア戦略 ほか
第5章 「新型コロナ」後の世界
日本の親中派には大きなダメージ
西側諸国が「バンブーカーテン」を構築
中東の感染拡大が世界に与えるインパクト
アメリカの中東関与はますます縮小 ほか

>> 続きを表示