鹿児島の離島で病院長を務める外科医・佐倉が見初めたのは国境なき医師団の看護師・智念朝子だった。患者に真摯に向き合いながら、海外を飛び回る彼女への思いを募らせるが、自身も病に蝕まれてしまう。佐倉は外科医の当麻鉄彦に救いを求めるのだが……。朝子との関係もこれで終わるのか?ミリオンセラー「孤高のメス」の著者が描く永遠の愛。