●登場人物/天野双魔(悪魔ソードの生まれ変わり)、天野神無(天使イオスの生まれ変わり)、七海(双魔の幼なじみの元気な女の子。悪魔ソードの性格に手を焼いている)●あらすじ/人間界に戻り、久々に普通の高校生活ができると思った双魔と神無、そして七海。だがかつて通っていた六芒高校は巨大学園・神聖鳳凰学園に併合されていた。しかもこの学園には、怪しげな校長・鬼門楽天をはじめ、得体の知れないはぐれ悪魔や化け物たちがウヨウヨしていて……!? 「魔王の紋章」を神楽坂から取り戻すため、合併校の「制服コンテスト」にしぶしぶ出場した双魔。一方、コンテスト会場の外では、神無が突如現われた魔物に苦戦を強いられていた。双魔の「力」に反応した魔物の一体は、神無の追撃を逃れ、コンテスト会場に乱入する。魔物の殺気を感じ、攻撃態勢をとった双魔だが、「魔王の紋章」がないとソードの力が使えない!! その時……!?(第1話)。●本巻の特徴/どうにも怪しい雰囲気が漂う神聖鳳凰学園。校内を歩いているうちに迷ってしまった七海は、第三培養室と書かれた扉を目にする。その扉を開けてみると、そこには校長とカプセルに入れられた化け物たちがいた。校長はその化け物たちについて「ある目的のために、悪魔の細胞を培養して作り上げたモノだ」という。そこへやって来たソードとイオスに、校長は「普通の生活を保証してやってもいい」と告げた。その条件は、学園で行われる地下武闘大会に出場すること。そのトーナメント戦で優勝すれば、一般生徒ともども普通の生活ができる。そして優勝者には、人を超えたすごい力が与えられるらしいのだ。大会の出場規定は、1チーム5人。ソードとイオスは、みずの、コウモリネコ、七海と共に大会に臨む!!●その他の登場人物/神楽坂ひろみ(七海の幼なじみ)、薬味みずの(教会で悪魔祓いをしている女子高生)、コウモリネコ(双魔の家のペットであるネコのナナが変身した姿)、鬼門楽天(神聖鳳凰学園高校校長。今のところ、その正体は不明)