フランス料理のクラシック=王道を知るために
「攻める古典料理人」として知られる著者初の料理書。
何世代にもわたって磨かれ、愛され、世界中に広がった<クラシック=王道>フランス料理の美味を探求する。
フランス料理が目指してきた味とは何か。現代にふさわしい継承のかたち、更新の方法とは――をテーマに、45皿を紹介。
各料理の背景とともに、味と味を複層的にからませるフランス古典料理ならではの構造、それを支える技術の意味とポイントを解説する。
昨今の“個人の独創性”をテーマとした料理とは異なる視座で、フランス料理の未来に迫る本。