近くの書店で在庫を調べる
  • 著者マックス・ヴェーバー 尾高邦雄
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003420959
  • 発行1980年11月

職業としての学問

第1次大戦後の混迷のドイツ。青年たちは事実のかわりに世界観を、認識のかわりに体験を、教師のかわりに指導者を欲した。学問と政策の峻別を説くこの名高い講演で、ウェーバー(1864‐1920)はこうした風潮を鍛えらるべき弱さだと批判し、「日々の仕事(ザッヘ)に帰れ」と彼らを叱咤する。それは聴衆に「脅かすような」印象を与えたという。

>> 続きを表示