最後の「マタギ」を収める無二の写真集
奥羽山系の懐に抱かれた雪深き山里、岩手県西和賀郡湯田町で、シシ(熊)獲りを続けてきたマタギたち。二十年間にわたり湯田に通い、「最後のマタギ」たちとともに狩猟の現場に分け入り、またマタギの里の暮らしや民俗に追った稀有な写真集、ついに刊行! [解説]菅原良 [跋]黒田杏子 [推薦]瀬戸内寂聴
『最後の湯田マタギ』の写真には、見た瞬間から強く感動しました。
半世紀ほどもつき合ってきて、ただの一度も不快な顔を見せたことのない黒田勝雄さんが、突如、隠していた情熱のすべてをかけて撮影してくれたマタギの世界!! 他の誰にも撮れなかったマタギの真実が、ここに豊かに息づいている。―――― 瀬戸内寂聴