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  • 著者未須本有生
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784163912196
  • 発行2020年6月

音速の刃

戦闘機の設計に携わった著者が、業界の「タブー」である、「航空機事故の真実」に切り込んだ傑作サスペンス。

2019年、最新鋭ステルス戦闘機F-35が太平洋上に墜落。 その後、防衛省は事故原因を、発表した。

戦闘機の製造を担う大手国内航空メーカー・四星工業のエンジニアは、「航空機事故には必ずウラがある」ことを経験から知っていた。

一方、四星工業は、「官需体質からの脱却」を目指すべく、初のビジネスジェット機の開発計画をスタートさせたが、この過程で悲劇的な事故が起きてしまう。

会社は事故原因を発表するも、内容に疑問を感じたエンジニアたちが真相の究明に動きだす。

「同じ事故を二度と起こしてはならない」という矜持をもち、ゼロから飛行機を創りあげることに挑んだ航空技術者たちの「最終決断」を描く。

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