①19歳男子の高次脳機能障害は一般人と同等作業できないと7級認定し9級顔面醜状は労働能力喪失に結び付かないと56%の喪失率で逸失利益を認定した ②50歳女子主張の胸郭出口症候群の発症を補助検査等から否認し、左肩腱板損傷は第2事故等による可能性からも本件事故との因果関係を否認した ③32歳女子原告の12級胸郭出口症候郡を否認し14級9号認定して一時不停止被告車に衝突された原告車の過失を15%と認めた ④原告女子主張の低髄液圧症候群は起立性頭痛等認められず発症を否認、十分な安全確認をせずに一時停止道路から進入した原告車の過失を7割と認定した ⑤57歳男子歯科技工士主張の8級相当45%労働能力喪失の左母指関節機能障害を14級認定し9年間10%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認めた ⑥49歳男子主張の12級頸椎椎間板ヘルニアは事故から約1年半後の発症で経年性変化の可能性からも事故との因果関係を否認し右肩しびれ等の自賠責同様14級9号認定した ⑦ヘルニア手術の前歴を有する48歳男子トラック運転手の後遺障害を9級10号等併合8級認定し、4割の素因減額を適用した ⑧被告車に逆突された原告女子自営業の頸椎椎間板ヘルニア等発症との因果関係を否認、後遺障害の残存も否認し心因性要因等から4割の素因減額を適用した ⑨14級後遺障害を残す41歳兼業主婦の症状固定まで9ヶ月の休業損害を兼業主婦として62日間20%、以降専業主婦として10%の労働能力喪失で認めた ⑩路上駐車中の接触事故は非常に軽微と受傷を否認し、すれ違い困難な駐車状況から原告車の過失を2割と認定した ⑪自転車同士の衝突で受傷した原告の供述は裏付けなく不自然等から信用することはできないとして事故の発生を否認した ⑫初度登録から2年のレクサスの評価損を時価額ー売却額の104万円と認定した ⑬ランボルギーニのバンパー損傷は積層作業による修理が可能でバンパー交換修理の必要性は認められないと否認した ⑭W所有乗用車を無免許者Y運転の物損事故でWの管理上の過失を否認し、Y親権者の監督義務違反を認めた