女、だから、ですか。
これが、ジェンダー問題の現実(リアル)。
マララ・ユスフザイさんに勇気をもらった作者が、
差別や偏見と闘っているすべての少女たちへおくる応援の物語(エール・ストーリー)
<あらすじ>
教師になることを夢みていた12歳の少女、アマル。ある日、その人生は一転する。
「なら、あんたの娘でいい」父親の借金のせいで、大地主一族の屋敷の使用人になり、自由も将来の夢もうばわれた。
屋敷でのいじめ、暴力、消えゆく希望、はなれゆく家族、友人。でも、アマルはあきらめなかった。
「こんな世の中、おかしい。あきらめたら、なにも変わらない」
自由をその手でつかみとるため、アマル、反撃開始――――