2019年7月18日──。日本を代表するアニメ制作会社である、京都アニメーション」のスタジオに火が放たれた。結果的に36名が死亡するという、史上最悪の放火殺人事件となった「京アニ事件」。この事件があらわにしたこととは何だったのか。アニメ史を専門とする研究者が、独自の視点から事件の深層を読み解く。