真霊宗の僧侶・龍光は、生まれながらの平等を説き急速に勢力を拡大していた。信者らの蜂起を危惧する将軍・吉宗の命で、凄腕隠密・喬四郎は龍光の素性と狙いを探る。同じ頃、忍びの一味による火事や押込みが相次ぎ、江戸の人々は不安を募らせていた。真霊宗と忍びには共通の黒幕がいるのか?喬四郎の相棒・才蔵が黒幕の影に迫るも、謎の武士に斬られ傷を負ってしまい――。強敵の出現で喬四郎に危機が訪れる!?手に汗握る忍者活劇シリーズ、第6弾。