グローバル化の進展とともに、日本の学校教育にも着実に影響力を強めてきている国際バカロレア(IB)教育。本書はそのすぐれた教育内容とそれを教授する教師の育成に焦点をあて、長年IB教育を実践してきた東京学芸大学附属国際中等教育学校(TGUISS)の取り組みを紹介する。さらに本書では研究者の視点からIB教育を分析し掘り下げることで、教育を担う人材養成のあり方やIB教育の多様性が秘める次世代教育へのヒントを論じ、国際バカロレア教育の真価を多角的に紹介する。
【執筆者】
*佐々木 幸寿 東京学芸大学副学長/教育学部教授(序章)
*赤羽 寿夫 東京学芸大学教職大学院教授(第1章1.1,1.2,1.4.1)
星野 あゆみ 玉川大学大学院教育学研究科教授(第1章1.3)
山本 勝治 東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭(社会・地歴)(第1章1.4.2,第2章2.1.3,2.2.2(1)(3))
雨宮 真一 東京学芸大学附属国際中等教育学校副校長(英語)(第1章1.5.1)
*藤野 智子 東京学芸大学教職大学院准教授(第1章1.5.2)
鮫島 朋美 東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭(理科・化学)(第2章2.1.1,2.2.1)
馬田 大輔 東京学芸大学附属国際中等教育学校教諭(技術)(第2章2.1.2,2.2.2(2))
藤澤 誉文 高知県立高知西高等学校教諭(地歴・公民)(第2章2.2.3)
高松 美紀 東京都立国際高等学校指導教諭(国語)(第3章,Topic)
中村 純子 東京学芸大学教育学部准教授(第4章)
*原 健二 東京学芸大学教職大学院教授(第5章)
西村 圭一 東京学芸大学大学院教育学研究科教授(第6章)
成田 喜一郎 自由学園副学園長/最高学部特任教授(第7章,第11章)
原 和久 都留文科大学国際教育学科教授(第8章)
眞砂 和典 岡山理科大学グローバル教育センター教授(第9章)
茂木 秀昭 都留文科大学国際教育学科教授(第10章)
(執筆順,*印は編者)