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  • 著者櫛木理宇
  • 出版社KADOKAWA
  • ISBN9784041092958
  • 発行2020年7月

虜囚の犬

穏やかな日常を送る、元家裁調査官の白石洛(しらいし らく)は、
友人で刑事の和井田(わいだ)から、
ある事件の相談を持ち掛けられる。
白石がかつて担当した少年、薩摩治郎(さつまじろう)。
7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという。
しかし警察が治郎の自宅を訪ねると、そこには鎖につながれ、やせ細った女性の姿が。
なんと治郎は女性たちを監禁、虐待し、
その死後は「肉」として他の女性に与えていたという。
かつての治郎について聞かれた白石は、
「ぼくは、犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出し、
気が進まないながらも調査を開始する。
史上最悪の監禁犯を殺したのは、誰? 
戦慄のサスペンスミステリ!

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