近くの書店で在庫を調べる
  • 著者村上春樹
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784163912394
  • 発行2020年7月

一人称単数

6年ぶりに放たれる、8作からなる短篇小説集



「一人称単数」とは世界のひとかけらを切り取る「単眼」のことだ。しかしその切り口が増えていけばいくほど、「単眼」はきりなく絡み合った「複眼」となる。そしてそこでは、私はもう私でなくなり、僕はもう僕でなくなっていく。そして、そう、あなたはもうあなたでなくなっていく。そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 「一人称単数」の世界にようこそ。



収録作

「石のまくらに」「クリーム」「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」「『ヤクルト・スワローズ詩集』」「謝肉祭(Carnaval)」「品川猿の告白」(以上、「文學界」に随時発表)「一人称単数」(書き下ろし)

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 遠州浜松殺人奏曲 / 私立探偵・小仏太郎
  • 神の子どもたちはみな踊る
  • レキシントンの幽霊
  • 生きる : わたしたちの思い 第2章
  • よその子 / 見放された子どもたちの物語
  • いちばん大事なこと / 養老教授の環境論
  • 裸足で逃げる / 沖縄の夜の街の少女たち
  • 不登校・ひきこもりのカウンセリング / 子どもの心に寄り添う
  • 下町ロケット ヤタガラス
  • 頭のいい人が話す前に考えていること