近くの書店で在庫を調べる
  • Author角田光代
  • Publisher小学館
  • ISBN9784093887700
  • Publish Date2020年8月

物語の海を泳いで

角田光代が読んだ、至福の350冊!
「本のなかに書かれた言葉、そこで起きたできごと、そこで生きる人々、そこに漂う空気を五感と感情で体験すること、それが、本を読む、ということなのだ」
心に残る、あの本この本を、なんと350冊! 直木賞作家・角田光代のとびきりの読書案内。
全三章の構成。
第一章「物語に出合う」――少女時代に読んだ『長くつ下のピッピ』『100万回生きたねこ』から、太宰治・林芙美子・開高健・向田邦子、そして大島弓子・岡崎京子の漫画作品までを愛をこめて描く、感動的なエッセイ16篇。
第二章「心に残る、あの本この本」――ジョン・アーヴィング、イーユン・リー、ベルンハルト・シュリンク、ミランダ・ジュライから井上荒野、伊坂幸太郎、江國香織、奥田英朗、桐野夏生、佐野洋子、橋本治、吉田修一、綿矢りさ、など、小説からエッセイ、ノンフィクションまで、多彩な作品を語る書評(感想文)。読むだけで思わず本屋さんに走りたくなる、熱い読書案内60本。
第三章「わたしの読書日記」――2007年秋から2018年夏までの幸福な読書の日々を描く29篇。まさに〈本がわたしを呼んでいる!〉。

《どこでも本を読む。ソファでもベッドでも風呂でもトイレでも読む。
外に出るときも鞄に本を入れる。入れ忘れると途方に暮れる。
旅に出るときも日数に合わせて何冊かの本を持参する。
この本の冊数選びを間違うと、これまた旅先で途方に暮れる。》――「あとがき」より

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • ぺんたと小春のめんどいまちがいさがし
  • ハルメク2024年12月号
  • ハルメク2024年11月号
  • 白洲次郎占領を背負った男
  • 定命父の喪・母の喪 / 息子が遺してくれた「生き直す力」
  • 巨樹・巨木図鑑 / 一度は訪れたい、全国の大樹たち
  • 嘘みたいな本当の話 / 「日本版」ナショナル・ストーリー・プロジェクト
  • 世界遺産驚異の50選 / Our world heritage
  • ノジュール2024年9月号
  • ノジュール2024年8月号