イギリスの古典学者・哲学者ブラックがプラトンの生涯をたどり、各著作の中心問題を概説、巻末にプラトンの「第七書簡」を付す。研究者を志す人びとの手引きとしての水準を保ちつつ、「ギリシア哲学に関心を持つ人びとすべて」に向けて書かれた、定評ある入門書。