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  • 著者ジョン・ハッティ グレゴリー・イエーツ 原田信之
  • 出版社北大路書房
  • ISBN9784762831157
  • 発行2020年8月

教育効果を可視化する学習科学

教師と生徒に必要なのは,教授方法や学習環境だけでなく,「学ぶことの本質」への理解である。そして共に学習者となり,互いの視点で学習過程を見られるかが鍵となる。メタ分析データと学習科学の知見を照合し,31のテーマで,学びの成立と促進の条件を浮き彫りにする。学びを最大化する授業の実現と教育実践の見つめ直しに向けて。
【主な目次】
●第1部 学級内での学び
1章 なぜ生徒は学校で学ぶことが好きでないのか? ―― ウィリンガムの主張
2章 知識は教えることの障壁になるのか?
3章 教師と生徒の関係
4章 教師としてのあなたの人柄|生徒たちはあなたたちを信頼できているだろうか?
5章 学級学習のグローバルな指標としての時間
6章 復唱式授業法と学級学習の性質
7章 基礎学力における自発運動化に関する指導
8章 フィードバックの役割
9章 社会的モデリングと明示的な教え方を通した複合的な技能の習得
10章 専門的技能とはどのようなものとみなされるのか?
11章 いかにして専門的技能は開発されるのか?
12章 学級での指導領域における専門的技能
●第2部 学びの基礎
13章 いかにして知識は獲得されるのか?
14章 いかにして知識は頭の中に蓄積されるのか?
15章 学習は意識的である必要があるのか、そしてジェスチャーの隠れた役割は何か?
16章 認知負荷の影響
17章 あなたの記憶力はどのように伸ばせるか?
18章 スポーツであり、技術であり、教育的ツールでもある記憶術
19章 生徒の学習スタイルの分析
20章 大きく誤解されている複数タスクの同時進行
21章 学習者は本当に情報機器を使いこなしているのか?
22章 インターネットは私たちを浅薄な思考の持ち主にしていないか?
23章 音楽はどのように学習に作用するのか?
●第3部 自身を知ろう
24章 自信 ―― 表にでてこないその3つの水準
25章 自己高揚と「バカなやつともっとバカなやつ」の効果
26章 自己制御の獲得
27章 笑顔の神経科学 ―― 教えることの基本ツール
28章 社会的カメレオンであることの驚くべきメリット
29章 「見えないゴリラ」、非注意性盲目、そして注目
30章 すばやい思考とゆっくりとした思考 ―― あなたの中にあるロボットへの負債
31章 IKEA効果、努力、価値づけ

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