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  • 著者園部博範 秋月穂高
  • 出版社北大路書房
  • ISBN9784762831171
  • 発行2020年8月

子どもに寄り添うライフストーリーワーク / 社会的養護の現場から

家庭の事情で児童養護施設や里親のもとで暮してきた子どもが,未来に向けて自身の生い立ちを整理するライフストーリーワーク。欧米で始まったものだが,日本の環境面との違いから,現場への導入・活用に困惑を生じている。実践ベースで成果を上げている事例を通じ,現場での様々な悩みに応えることを意図して本書は編まれた。
この本を推薦します! 才村眞理(元帝塚山大学教授)
みなさん,ライフストーリーワークってご存じですか?
これは,施設や里親宅で暮らす子どもたちの視点に立って,事例も豊富で,ライフストーリーワークについて,とても分かりやすく書かれた本です!
九州の現場からの声をベースに,子どもたちに自己物語を紡ぐことができるよう支援する方法について,とても具体的にイメージできます。
九州の研究会活動は10年もの歴史があり,その成果もまとめられています!
社会的養護に関わる現場の人の必読書です!
そして,是非,児童福祉の実践を志す人は,一読してほしいと思います!
【主な目次】
第1章 社会的養護下の子どもたちを取り巻く環境
第2章 ライフストーリーワークの現状と課題
第3章 ライフストーリーワークの基礎知識
第4章 ライフストーリーワークの方法論
第5章 ライフストーリーワークのツール
第6章 ライフストーリーワークの実践報告
1.児童相談所の事例:なかよし3姉妹が“家族”を知っていくこと―未成年後見人申立に向けて―
2.乳児院の事例:保護者の行方がわからず出産時~入所までの情報把握が困難だったケース
3.児童養護施設の事例①:気持ちを言葉にできるように
4.児童養護施設の事例②:たけちゃんへの真実告知
5.里親の事例:愛されてきた足跡をたどる時間
6.特別養子縁組当事者の体験記:「10月19日」

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