下り坂には下り坂でしか見られない景色がある――
日本一の女性僧侶が説く
何気ない日々のいとなみに手を合わせたくなる53のお話
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太陽の光という布施、空気という、引力という布施…。
天地総力をあげての布施を一身に頂いての今の私の命のいとなみであることを忘れず、
それにふさわしい今ここの生き方でありたいと願うことである。
人は生きようと思う前に生かされている――
日本一の女性僧侶が説く
何気ない日々のいとなみに手を合わせたくなる53のお話
1章 ともに生きる
客の粗相は亭主の粗相なり/わかっていない自分に気づくまで/
人に教える立場に立つ人へ/心に留めたい七つの施し/
やさしくしっかり履むことで麦は育つ…など
2章 いつも心の中にいる仏の教え
「いつ死んでもよい」という生き方/小さな人間のモノサシ/
どんな最期であっても/どの一瞬もかけがえのない命の歩み/
心にかなうときも、かなわないときも…など
3章 困難に遭った時に思い出してほしいこと
人間を駄目にするのは/本当の大人とは/ありがたいことだけが布施ではない/
風に吹かれる柳のように/ゆく先々を地獄にするか極楽にするか…など