定住人口の増加等を主目的とした従来型(1.0)のシティプロモーションから、このまちに貢献したいという人々の「意欲」を高め、「関係人口」を創出・拡大することを主目的とした新しいシティプロモーション(2.0)へと自治体の取組みを進化させるための手法を、マンガも用いながら端的に解説。
関係人口は、現在どのくらいいるのかという具体的な結果については、その多様性と概念の幅広さから統計的な把握が難しく実数を測りにくいとされており、シティプロモーションによって関係人口を創出・拡大しても住民や議会に対し、その成果を説明することが難しいと言われているが、本書では、シティプロモーションの成果について根拠に基づく説明ができるように、目に見えにくい「人々の地域参画への意欲」の効果測定(地域参画総量指数(mGAP)の測定)の方法についても解説している。