近くの書店で在庫を調べる
  • 著者頭木弘樹
  • 出版社医学書院
  • ISBN9784260042888
  • 発行2020年7月

食べることと出すこと

「人間なんてしょせん食べて出すだけ」。なるほど。ではそれができなくなったらどうする――潰瘍性大腸炎という難病に襲われた著者は、食事と排泄という「当たり前」が当たり前でなくなった。IVHでも癒やせない顎や舌の飢餓感とは? ヨーグルトが口腔内で爆発するとは? 茫然と便の海に立っているときに看護師から雑巾を手渡されたときの気分は? 切実さの狭間に漂う不思議なユーモアが、何が「ケア」なのかを教えてくれる。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • バカと無知 / 人間、この不都合な生きもの
  • 覚悟の磨き方 / 超訳吉田松陰
  • 赤と青とエスキース
  • 52ヘルツのクジラたち
  • 積読こそが完全な読書術である
  • アメリカの高校生が学んでいる経済の教室
  • 究極読書の全技術
  • 百年と一日
  • きものが着たい
  • 生きるとか死ぬとか父親とか