近くの書店で在庫を調べる
  • 著者犬塚壮志
  • 出版社ダイヤモンド社
  • ISBN9784478111680
  • 発行2020年9月

理系読書 / 読書効率を最大化する超合理化サイクル

読書術には、1冊の本を読む時間を節約したい「速読ニーズ」と読んだ内容を忘れない「記憶力ニーズ」があります。読書を習慣化するために必要なテクニックではありますが、それ以前に、「書いてある内容が理解できる」が重要です。



速く読めても、内容を覚えていても、読み手である自分が理解しているか――読書においての「読解力」さえ上げれば、速読や記憶力に時間をかける必要もないのです。



そこで、参考になるのが、理系の読み方です。理系は、問題を発見し、仮説を立てながら実験・検証して、自分の論をアウトプットする。理系では当たり前にやっている作業が、超合理的な読書術を生み出しました。



これまで東大生を500人以上、医大生を2000人以上輩出しているカリスマ講師である著者は、この読書術を学生に教えたところ、

・参考書を読む時間が減った(インプット時間の削減)

・読んだ内容を使って問題を解く時間が増えた(アウトプット時間が増加)

・自学自習の時間で、「自ら弱点を発見→それを潰す」というサイクルを回せた

などの成果を生み出しました。



大事なのは、「合理的」に読むことです。



具体的には、理系的な「問題発見力」と「仮説」によるスクリーニングで読むべき箇所の絞り込みを高精度で行い、読書の時短を徹底させる。さらに、アウトプットに時間を割くことができ、「実験と効果検証」により、読書によるリターンを最大化します。



この読書術を通して、一流のビジネスパーソンが持つ「問題発見力」「仮説思考力」「抽象化力」「行動デザイン力」「評価重視力」が得られ、地頭がよくなることは必至。学生から社会人まで、とにかく時間のないなか、読書効率の最大化をはかりたい人に向けて、理系が当たり前に持っているノウハウを提供します。



>> 続きを表示
    •  
    • この本が読めるところ
    • 借りた人・借りている人