• 著者Nerhol/著
  • 出版社マイブックサービス
  • ISBN9784907490096
  • 発行2020年8月

Promenade / multiple – roadside tree

金沢21世紀美術館「アペルト04 Nerhol Promenade / プロムナード」(2016年5月21日-2016年8月28日)のカタログ。

収録テキスト

星野太「時の彫刻」 山峰潤也「multiple - roadside tree/その存在それ自体について」

[展覧会情報]

アペルト04 Nerhol Promenade / プロムナード 金沢21世紀美術館:2016年5月21日-2016年8月28日

紙、印刷物の彫刻作品に取り組んできた彫刻家 飯田竜太、グラフィックデザイナーとして平面/視覚情報と向き合ってきた田中義久、その二人の邂逅から生まれたアーティスト・デュオがNerholです。物質とイメージといった別の角度から、互いに「紙」という日々大量に消費される流通物と向き合ってきた二人の協業は、大量の像を刻んだ紙の彫刻作品を生み出し、独特の立体感を持つヴィヴィッドな姿とともに見るものに鮮烈な印象を与えてきました。 Nerholは本展覧会にて、街路樹を少しずつ輪切りにししながら撮影された一枚一枚の写真を、大きく引き伸ばして束にし、刻み込んで制作された新シリーズ「multiple – roadside tree」や鏡面紙を用いた新作を発表します。美術館全体を遊歩の場としてとらえ「プロムナード」と名付けられた本展では、見る角度や距離によって多様な表情を見せる新作を通して、回遊することから現れてくる作品との関係について問いかけていきます。(同展プレスリリースより転載)

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