近くの書店で在庫を調べる
  • 著者塚谷裕一
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784121012296
  • 発行1995年2月

植物の〈見かけ〉はどう決まる / 遺伝子解析の最前線

花の色、葉の形、茎の長さなど植物の「見かけ」はどのように作られているのか。種の多様性はどうして生まれるのか。「遺伝子による制御」という視点から、疑問が解明されつつある。その鍵を握るのが突然変異体の研究である。栽培品種作出にも重要なこの研究は、新材料アラビドプシス(和名シロイヌナズナ)を得て世界的ネットワークへと拡大した。野外研究とバイオテクノロジーの融合が生んだ遺伝子解析最前線の息吹を生き生きと伝える。

>> 続きを表示