読み書き困難者へ支援の手をさしのべよう
視覚障害者や高齢者を中心とした読み書きに困難を有する人に対し、情報支援を行う関係者に向けた書籍です。情報支援に従事するボランティア並びに専門スタッフの養成テキストとして十分に活用できる内容となっています。
点字図書館や福祉施設の関係者にまず役に立つテキストですが、役所や銀行、各サービス業などで障害者サービスに従事する人たちの参考書にもなります。
第1章、読み書き支援の対象者、第2章、読みの支援と必要な技術、第3章、書き(代筆)及び支援に必要な知識と、具体的でより実践的な内容になっています。
また、情報支援にすでに従事する関係者が、利用者ニーズの多様化している実態を知り、サービス向上の契機となるよう、また行政関係者が福祉施策を立案する際の参考文献となることを目的に、巻末に参考資料を掲載しています。