呼吸ケア・リハビリテーションは包括的チーム医療で行うといわれて久しい.臨床での呼吸ケアの需要は確実に高くなっており,言語聴覚士にも呼吸ケア・リハビリテーションの知識・対応が求められている。本書は,言語聴覚士のための呼吸ケアの入門書として,おさえておきたい基本知識だけでなく,臨床で遭遇する症例(摂食嚥下障害患者等)に対する介入ポイント・留意点をわかりやすく解説した。学生にも臨床家にも役立つ1冊.
【改訂にあたり、以下の内容をバージョンアップ】
①『COPD診断と治療のためのガイドライン2018』『呼吸リハビリテーションに関するステートメント』等、新しい指針の内容を反映。
②近年、問題となっているサルコペニア、フレイル、悪液質といった病態の知識など、医療者に必要不可欠な情報を追加。
③摂食・嚥下障害患者を中心に症例数をさらに充実させ、実際の臨床で役に立つ知識・知恵が満載。