政治体制や文化が異なるアジア各国は、歴史問題や経済競争も絡み近隣諸国への思いは複雑だ。本書は、10年以上にわたる日中韓・台湾・香港・東南アジア諸国などへの初の継続調査から、国民の他国への感情・心理をデータから明らかにする。台頭中国への意識、日本への感情、米中関係への思い、ASEAN間での稀薄な気持ち、日韓に限らず隣国への敵対意識など様々な事実を提示。新しい視点とデータから国際関係を描き出す。