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  • 著者赤川次郎
  • 出版社中央公論新社
  • ISBN9784122069312
  • 発行2020年9月

夜の終りに

高校生の沢柳有貴は、3年前の殺人事件を機に記憶を失った母と二人暮らし。父は別居して、若い恋人に夢中だ。ある日、殺人事件の犯人の夫が何者かに殺された。さらに、有貴が通り魔に狙われ、父の会社では盗聴器が見つかり、一家の経営する会社に窮地が訪れる。”家”を守るために秘密を抱えた”家族”の行く末は。〈解説 山前 譲〉
【目次】三年後/新聞/帰りの時間/夜ふけの散歩/直感/居残り/出迎え/奇妙な出会い/酔った父/暗がりで待つ/緊迫の夜/赤いスーツ/訪問客/不運な出会い/恐怖の朝/母の帰宅/隠す/会見/容疑/紅茶の香り/真犯人を捜せ/変身/乱闘/深夜の電話/ある提案/逃亡/意外な組み合わせ/病室/静かな葬儀/夫婦/勘違い/混乱/射殺死体/侵入/返り血/誘惑/行き止まり/華燭/真実の苦さ/明日を待つ人

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