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  • 著者比留間榮子
  • 出版社サンマーク出版
  • ISBN9784763138514
  • 発行2020年10月

時間はくすり / やさしくなれる処方箋

96歳世界最高齢の現役薬剤師が手渡しつづける
「自分にも誰かにも、少しやさしくなれる処方箋」。
「ありがたい話なんて、何もでてきませんよ?
私は、ただの薬剤師ですから」

そんな飾らない第一声とともに、白衣姿の薬剤師がゆっくりとした足取りで現れた。
東京下町のとある一角、大正12年創業のその薬局と同じ年齢の、おばあちゃん薬剤師、
それが比留間榮子さんだ。

雨の日も風の日も、猛暑も大雪もものともせず、
日々、薬局に立ち続け、お客様に手を添え心を重ねること75年。
かけるひと声、添えるその手が
「榮子先生に会うだけで元気が湧いてくる」
「来るたびに握手をして、パワーをもらえる」
と地元で評判の薬剤師。

そんな彼女が、薬とともにそっと手渡してきた「言葉のくすり」。
権威ある称号も名誉な勲章もないけれど、
ただひたむきに、目の前のひとりに心を重ねる長い年月が調合した、
自分にも誰かにも、少しやさしくなれる処方箋。(イントロダクションより)

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