• Authorジャレド・ダイアモンド 小川敏子 川上純子
  • Publisher日経BPM(日本経済新聞出版本部)
  • ISBN9784532199906
  • Publish Date2020年10月

危機と人類 下

『銃・病原菌・鉄』著者最新作!
『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ大絶賛!
「本書は、地球規模の危機に直面する全人類を救う」
日本、アメリカ、世界を襲う
現代の危機
危機とはその「瞬間」を境に
「はるかに」大きな違いが生じる
転換点のことだ。
国家的危機に直面した7カ国の事例から
全世界が一致して持つべき認識を明らかにする。
国家的危機に直面した国々は、選択的変化によって生き残る――では、現代日本が選ぶべき変化とは何か?
現代日本は数多くの国家的問題を抱えているが、なかには日本人が無視しているように見えるものもある。女性の役割、少子化、人口減少、高齢化、膨大な国債発行残高には関心が寄せられている一方で、天然資源の保護、移民の受け入れ、隣国との非友好的関係、第二次世界大戦の清算といった問題には、関心が低いようだ。現代日本は、基本的価値観を再評価し、意味が薄れたものと残すべきものを峻別し、新しい価値観をさらに加えることで、現実に適応できるだろうか? 
そしていま、全世界を襲う病原菌に対し、人類は協調して対処できるだろうか? 国家的危機の帰結を左右する12の要因は、世界の危機対応能力も占うのか。博覧強記の博士が、世界を襲う危機と、解決への道筋を提案する。

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