あつくもなくて、さむくもない、そんなある日の午後のこと、少年たちのホームランボールが、すぽりとレンガのえんとつに。ボールは暖炉から飛びだして、家のあちこちに跳ねていき……。おだやかな昼下がり、とつぜんの闖入者におおさわぎ!コメディ映画の一幕のような、おかしみたっぷりの絵本です。